老中阿部正武書状

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収蔵品番号 P2471
指定 重文
名称1 老中阿部正武書状
年月日 七月十日
差出・作成 阿部豊後守正武(花押)
宛所 宗刑部大輔様、御報
概要 対馬守成長につき朝鮮御用御勤の伺への返札(十七・八歳までは刑部の勤めたるべき旨、来年参府には及ばず)
品質 現状続紙
法量 (1)16.3×45.5  (2)16.3×45.0
備考 端裏書(後筆)「百九十九共六通ノ四」
通番 2268
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 13番箱内 13-8番巻子内
封紙
包紙
書出文言 先月三日之御状令拝見候
書止文言 恐惶謹言
翻刻   尚/\委細被仰越候御紙面之段、尤之御事候、左ニ申通ニ候間、此度参府御窺ニ不及
  候、一段之首尾ニ候間、可御心安候、以上
先月三日之御状之拝見候、 公方様益御機嫌能被成御座候間、可御心安候、然者御同氏対
馬殿来年十五歳ニ候、就夫朝鮮之御用被仰付被下候様被成度候、併いまた若年ニ候処、大
切之御用被相勤候段、無心元思召候、御自分病身候得共、只今迄之通御勤候而、御奉公ニ
罷成事候者、対馬殿十七八歳迄者御勤可有之哉候由、具被申聞候趣承届、各出羽殿、右京
殿江茂思召之旨委申談候処、被御申越候通尤候、対馬殿いまた年若にも候間、先々御自分
御勤可然由、何茂被申事候、依之此度者来年参府伺之儀ニ不及候、如恒例来々年参府之儀、
来年御伺尤候、委細者杦村三郎左衛門方江申含候、尚期後音之時候、恐惶謹言、
          阿部豊後守
   七月十日      正武(花押)
   宗刑部大輔様
        御報
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402268

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